ソウルへ留学中して三日目にバスに乗ってみようと思い、ビギナーズラックかその日はうまく乗ることができました。しかしそれ以降は失敗の連続!私とバスの因縁の対決が始まったんです。結果、すっかり地下鉄派になってしまいましたが留学生活の後半はバス恐怖症を乗り越えいろんなろころへ行きました(笑)
目次
ソウル市内のバスの乗り方
乗りこなすことができれば便利なソウル市内の路線バス。地下鉄だと乗り換えしなくてはいけないところへも一本でいけちゃいます。深夜も遅くまで終電があるので便利なのですが、慣れていないと緊張どころか乗れないことも!
油断禁物!降り方まで意識すべし
一番のコツは同じバスに乗る韓国の方の後ろにピタッとついていって乗ること!!前に乗る方がいる時はその人の後ろに並んでついていけば大丈夫。ただし、運転手さんはせっかち!ピタッとくっついてスムーズに乗らないと置いてかれることも(泣)日本のように停留所に必ず止まり、ゆっくり待ってから出発してくれることはほとんどありません。バスが見えたら立ち上がってすぐ乗れる体制で待ちましょう。
ひとりで待っているときは乗りたいバスが見えたら、

「運転手さんわたし今からバスに乗ります!こっちこっち!」
と言わんばかりに前のめりに立ち上がってアピール。乗るかどうか伝わらないと通り過ぎてしまうことが多い!手をあげたり、バスを叩いて止める方(現地の方)もいました(笑)。座ったままだとバスが通り過ぎてしまうのでかならず立って待ちましょう。
また、停留所が他のバスで混雑していると前方や後方など離れて停まり、急いで(走って!)乗らないと置いてかれてしまうことも!(経験者)。

韓国では前のドアから乗り、降りるときは後ろのドアから。日本のバスと反対なので注意。
バスに乗車したらまず料金を支払います。カードの場合も現金の場合も運転手さんの右側近くにあるので、後ろの方を待たせてしまわないようお金やカードは乗る前から準備しておきましょう。

1000ウォン札を用意しておきましょう。大きいお金(5000ウォン札以上)は使えない場合が多いです。一度5000ウォンしかなく運転手さんがお釣りをポケットからくれましたが、面倒な雰囲気が気まずく、申し訳ない気持ちになったので1000ウォン札を準備することをおすすめします。
交通カードや、交通カード機能付きのチェックカードを持っている場合は簡単スムーズで、金額も割引される場合もありお得!留学生はもちろん、旅行を二回以上いく方はカードを用意すればバス・地下鉄で使え便利です。
タクシーもそうですが、バスも少し激しい運転なので酔ってしまったり、席がない場合は手すりにしっかり捕まらないと転げそうになります(経験者)。
また韓国では優先座席は電車同様、体の不自由な方や妊婦さん、高齢者の方以外は席が空いていても基本的に座りません。日本では空いていると座っても白い目で見られませんが、韓国では具合が悪いなど例外をのぞいては空けておくことが多いようです。

日本と同じで、バスの中に数カ所ある停留所ボタンを押して運転手さんに降りますと伝えます。車内前方に停留所の表示案内があるので(韓国語と英語など)参考にしつつ、韓国語がわからない場合は地図アプリなどで現在地を確認すると安心。次のバス停だとわかったら早めに押しましょう。一度間違えて押した方がいましたが、「間違えました次で降ります〜!」と大きな声で運転手さんに言っていました。

本来は安全のため停まってから立ち上がるべきなのですが、私がソウルでバスに乗ったときはみんな停まる前に降りる準備をし、停留所が近づくと立ち上がって後ろのドアにスタンバイしていました。一度、停まってから立とうと座っているとボタンを押していたのに通りすぎてしまい驚いたことも・・・。安全第一ですが、降りるときにもアピールは必要かも?
交通カードの場合は降りるときにも後方のドア付近の機械にピッとタッチする癖をつけましょう! 他のバスや地下鉄に乗り換えする場合、または乗り換えで乗った場合はタッチしないと再度基本料金がとられて損することも。乗り換えなしでピッとしてもお金は無料のままなので、私は毎回降りるときにもタッチを習慣にしていました。
「ソウルのバスvsわたし」の因縁の対決
第1試合:バス停で待っているだけじゃ停まらない
土俵にも立たせてもらえないのかと愕然とした新村バスロータリーでの第1試合(?)。金浦空港に友達を迎えに行こうと空港バスを待っていた昼下がり。お目当の番号のバスが見え、立ち上がろうと中腰の姿勢になったとき!

乗る人はいないな。ぶーーーーん!(アンニョン〜〜)
唖然と過ぎ去るバスを見つめていました。留学中初めてのバス乗車失敗です(笑)
第2試合:停まったのに通り過ぎるバス
次はバス停で立って、「乗る人がここにいますよ」(春日?)とアピール。近づくバスに合わせ私も道路へ寄っていきギリギリまでバスに近づきます。

おや、誰かいるな。(速度を落とし停留所へ)
よし、停まった!やったよお母さん!はやる気持ちを抑えドアが開くのを待ちます。

あれ?乗らないのか。ぶーーーん!(アンニョン〜)
…ん?
通り過ぎた!?
왜、ウェー、なぜ…。これは未だ謎であり、最大に切ない気持ちになったバス試合(?)でした。私のアピールが足りなかったんでしょうか。この後はバスへの恐怖心と再挑戦する気力がなく、梨大から新村まで歩いて帰りました。
第3試合:ボタンを押したのに降りれない
ついにバスに乗れるようになり(乗る方が他にいる時に着いていき乗車成功)、たま〜にの利用ですが(バス恐怖症)、快適な路線バスライフを送っていました。そう、留学生活にも慣れ完全に油断していた私はすっかり韓国でバスを乗りこなす自分、こなれた留学生に酔っていました(?)。
さあ次で降りようと、停留所ボタンを押し座っていると…

あれ?降りないの?ふーん。(ぶーーーん)
ボタン押しても停まらないパターン!?
もう何も信じられない(大げさ)。慌てて立ち上がり、降りるドアの近くに立っていると次の停留所で停まりました。もうワカラナイ。
今までは他にも降りる方がいて、たまたまその方たちがいたからうまく目的地で降りれたんだと気づきました。せっかちだなあと呑気に観察していたけど、この日から降りる直前に立ってドアの前で先にカードをタッチして待機。
ただ、運転が荒く揺れるので少し危険なので、これをしないといけないと言うのもどうかと思ったり…。でも韓国人の方はみんなそんな感じでした。もし降りるのが自分だけで、やむおえず早めに立って待たないといけない場合はつり革や手すりを持ち、怪我をしないように気をつけてください!
結果、わたしは地下鉄派になりました
ここまで書いて結局!となってしまいましたが、ハラハラしなくて済むし、時間もだいたい時刻通りにくるし、揺れも少ないので移動は地下鉄派です。ただ、乗り換えが不便な場所やバスでしかいけない所へ行く際は利用していました。インスタグラムで質問してみると、思ったより乗車に失敗した仲間がたくさんで少しほっとしました(笑)次に旅行に行ったらもっとスムーズに乗れるようにがんばります!!

ふーん。(ファイティン)
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